WordPressブログは自分でレンタルサーバーにインストールして使うタイプなので、ブログの管理やメンテナンスは自分で行う必要があります。
ブログが破損したり、なんらかのことがあった場合に備えてブログのバックアップは取っておく必要があります。
そんな時のために、WordPressのデータベースのバックアップを自動で取ってくれるWP-DBManagerをインストールしておくと安心です。
今回は、WP-DBManagerの日本語化と使い方をご紹介します。
WP-DBManagerでできること
WP-DBManagerは、WordPressブログのデータベースを定期的に自動で取ってくれるプラグインです。
もし、借りているサーバーに何かあったら?または、WordPressをカスタマイズしていたりした時にもブログが破損することはあります。
そんな時にバックアップがないと、ブログの復旧はできません。
ブログで稼ぐ、と決めたのに、ブログがなくなってしまった、なんて言ったら困りますよね。
そのためにも、WP-DBManagerでデータベースのバックアップを取って起きましょう。
WP-DBManagerの設定方法
それでは、WP-DBManagerの設定方法をご紹介します。
WordPressの管理画面の「プラグイン」→「インストール済プラグイン」へと進みます。
WP-DBManagerを有効化します。
そして、管理画面を見てみると英語になっています。
英語のままでも難しくはありませんが、日本語化が可能なので日本語化してみましょう。
WP-DBManagerの日本語化ファイルを配布しているサイトから日本語化ファイルをダウンロードします。
"WP-DBManager[v2.20] 日本語版" をダウンロードし、解凍します。
すると、下記のようなファイルが並んでいますが、使うのは下記の3つのファイルとなります。
- wp-dbmanager.pot
- wp-dbmanager-ja.mo
- wp-dbmanager- ja.po
この3つのファイルをFilezillaで "wp-content/plugins/wp-dbmanager" にアップロードします。
すると、下記のようになります。
そして、その中の "htaccess.txt" というファイルをデスクトップ上にダウンロードし、".htaccess" というファイル名にリネームして、Filezillaで "wp-content/backup-db"にアップロードします。
リネームの際、頭に"." を付けるのを忘れないで下さいね。
アップロードするとこんな感じになります。
".htaccess"は隠しファイルになるので、薄い表示となります。
これで、日本語化が完成しました。
管理画面を見てみると、確かに日本語化されています。
日本語化が完了したら、早速設定していきましょう。
管理画面の、「データベース」→「DBオプション」へと進みます。
そして、"DBバックアップファイル自動気成:" で "1週間ごと" に設定します。
本当は毎日バックアップを取るのが理想ではありますが、そうすると今度はバックアップファイルでいっぱいとなってしまうので、私は1週間に1回としています。
もし、「1週間に1回では不安」という方は毎日などにして下さいね。
さいごに
以上でWP-DBManagerの設定は完了です。お疲れさまでした。
「ブログのバックアップなんていらないんじゃない?」と思うかもしれませんが、これ、本当に必要なんですよ。
サーバー側で何かあった時はもちろん、自分で何かしてしまうこともあるんですね。
そういう私は、趣味ブログの方をいじっていて、見事に飛ばしてしまった経験があります。
実はその時は、WP-DBManagerを使用していなくて手動でバックアップを取っていたんですね。
一応、バックアップはあるけれど、少し古いものでした。
それでも、一応バックアップがあったからなんとか復元できましたが、なかったらと思うと青くなります。
そんな心臓に悪い経験をしたので、WP-DBManagerでデータベースバックアップを定期的に取るようにしました。
WP-DBManagerは、設定自体は簡単ですが、日本語化するためにFTPソフトを利用し、リネームしたり、再度アップロードしたりと初心者の方は少し不安になってしまったかもしれませんが、落ち着いて説明通りにやれば必ずできるのでチャレンジしてみて下さいね。
もし、やっていてわからなくなってしまったら、有美までご相談下さい。
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