前回のブログ更新から、また少し間があいてしまいました。
理由は、ブログ記事のリライトの検証と体調不良でした。
リライトをした後に、ちょっと体調を崩したので、逆に記事のリライトの検証ができたので、今回は過去記事のリライトについて書いてみたいと思います。
過去記事のリライトをする理由
過去記事のリライトをしたのは、長年続けていた趣味ブログです。
今年の入院の時に、趣味ブログが収益化できていたのは、こちらの記事でお話ししました。
→ 今ある趣味ブログを収益化することは可能!今あるブログを捨てないで!
このブログは、元々は収益なんて考えていなくて、ただ好きなことを発信したくて書いていただけのブログです。
そして、途中、収益化しようとしながらできなくて諦めていたブログでもあります。
でも、昨年、特化型ブログで収益を生むコツを覚えた時に、こちらのブログを収益化しようと再度チャレンジしました。
だけど、なにせ元々がSEOなんて全く考えていない作りに、SEOなんて考えていない記事の書き方をしていました。
なので、更なる収益化を目指すなら、記事のリライトがいいと思ったからです。
では、過去記事をリライトする理由はなんでしょうか。
- SEOに適した記事にする
- 情報を新しくする
- 誤字・脱字を修正する
- 内部リンク対策
最初からSEOを意識してタイトルをつけて、記事を書いてもそれがうまく行かないこともあります。
でも、リライトすることで記事のSEOが最適化できるのですね。
後、リライトすることで記事に新しい情報が追加されたりすることもあるし、そうでなくともリライトすることで記事は新しいものとなります。
結果どうなるのか、というとアクセスアップに繋がります。
過去記事をリライトする理由はわかりました。
では、闇雲にリライトする訳ではありません。
どの記事をリライトするのか、またリライトの仕方はなんでしょうか。
どの記事をリライトするか
まずは、リライトする記事を選別します。
「選別なんてしない!全部リライトする!」
というのもいいんですが、効率よくリライトした方がいいですよね。
なので、まず、どの過去記事をリライトするのかを過去記事の中から選びます。
リライトする記事の選び方は下記の通りです。
- ブログの中でアクセス上位に入っている
- アクセスに比べ直帰率が高い
この2つのポイントを満たした記事をリライトしていきます。
その記事の選別に、Googleアナリティクスを使用します。
これはアナリティクスの「行動」で見れる画面です。
ブログの中でアクセスの多い記事がわかりますね。
この中に入っている記事は、アクセスアップを望める記事になります。
で、実際にどの記事をリライトするかは、「ページ滞在時間」と「直帰率」を見ます。
ページ滞在時間が長く、直帰率の低いページはSEO対策がうまくいっているということになります。
ですが、上の画像の中に、ページ滞在時間が0で、直帰率100%なんて記事がありますよね。
こういった、ページ滞在時間が短くて直帰率の高い記事はリライトの必要がある、ということになります。
なぜ、ページ滞在時間が短くて直帰率が高いのか?
答えは簡単で、「読者の求めているものが書かれていないから」です。
自分が検索することを考えるとよくわかるのですが、検索するときって、何かを知りたいからですよね。
でも、開いたページに自分の知りたい情報がなかったらどうですか?
すぐに閉じちゃいますよね。
つまり、滞在時間が短くて直帰率が高いということは、読者の欲求を満たしていないからなんですね。
過去記事のリライトのコツ
これで、どの過去記事をリライトするのかはわかりました。
では、具体的にはどのようにリライトしていけばいいのか。
答えは、
「その検索ワードで検索した時に上位表示されている記事」
にあります。
検索で上位表示されている記事は、読者の求めているものを満たしています。
そして考えて下さい。
その検索キーワードで検索した場合、どんなことを知りたくて検索していますか?
考えるのは、あくまでも読者目線です。
自分の書きたいこと、ではありません。
チェックすべきポイントは、
- 記事タイトルが内容に最適か?
- 記事にキーワードが含まれているか?
- 読者の知りたい情報は提供できているか?
- 独自性のある記事になっているか?
- 文字数は少なくないか?
- 情報は古くないか?
- リンク切れは起こしていないか?
- 見出しタグは適切か?
- 画像にはaltを使用しているか?
になります。
まず、記事タイトルと内容の一致ですが、これを調べるには、検索されているキーワードを調べます。
この画像貼るのが恥ずかしいんですが、晒します。
リライトしたい記事は、こんなキーワードで検索されてきているんですね。
ということは、この検索キーワードを含んだ記事タイトルでないと直帰率は下がりません。
そして、その検索キーワードで検索した時に求められている内容を提供する必要があります。
なので、このキーワードをタイトルに含めるのはもちろん、記事内にもこのキーワードを使用します。
ここで気をつけたいのが、キーワードを詰め込みすぎないことです。
キーワードを詰め込みすぎるのは逆にNGになります。
そして、内容についてですが、その求められている内容ってどんなの?と思ったら、その検索キーワードで検索してみて下さい。
上位表示されている記事は、読者が欲しい内容を提供できているということになります。
それらの記事と比較して、自分の記事はどうだろうか?
直帰率が高いということは、読者の欲求は満たせていないのだから、それらの記事を参考に自分の言葉で、自分の考えで読者の欲しい情報を提供する。
これがリライトで一番大切なことです。
そして、その記事の情報は古くなっていませんか?
情報が古いと、今現在とは違っていて役に立たないこともあります。
また、その後、自分で新しい情報を得る場合もありますよね。
なので、記事のリライトをするときは、その記事が今現在でも通用するか?新しい情報はないか?を考えて、内容を追記したりして下さい。
次に、誤字脱字はないか?表現はわかりやすく適切か?リンク切れは起こしていないか?もチェックします。
意外と誤字脱字があったりするんですよね。
そして、表現がイマイチわかりにくいこともあります。
そんな時は、誤字脱字を直し表現も見直します。
後は、リンク切れがあると、当然参照できないので、リンク切れも修正します。
そして、これはとても大切なのですが、見出しタグが適切に使われているか?画像にaltは挿入されているか?等のHTMLの面です。
ブログの記事にはH2タグ、H3タグ、H4タグなどあり、これらは見出しに使われますが、そういったタグがきちんと使われているか?
趣味ブログや日記ブログだと書きたいことだけ書いていて、見出しタグをつけていない場合さえあります。
でも、見出しタグをつけることは、Googleの検索エンジンにも大切ですし、読者の方も「この記事にはこんなことが書かれているんだ」とすぐにわかります。
なので、見出しタグは重要なのですね。
H2タグは記事の大見出し、H3は小見出しとなりますが、その辺については、また別の機会に書きたいと思います。
次に、記事に画像を使用している場合、altは使用していますか?
altというのは、こんな感じですね。
<img src="http://www.abc.com/abc.jpg" alt="○○○">
URLは画像のURLですが、altは画像の説明をします。
ここで、画像のタイトルになっていたら、「??」となりますよね。
例えば、今回の過去記事のリライトで使っている画像とします。
その場合、どちらの説明文の方がわかりやすいですか?
- alt="リライト"
- alt="過去記事のリライトのコツ"
最初の、"リライト" では、リライトの何なのかがわかりませんよね。
でも、次の"過去記事のリライトのコツ" だったら、「あぁ、この画像は過去記事のリライトのコツで使われているんだな」とすぐにわかりますよね。
これは、検索エンジンが巡回に来た時に、「なるほど、そうなんだね」と納得して貰うことが必要なんです。
確かに、altタグは記事の表からは見えません。
でも、Googleの検索エンジンには見えているんです。
つまり、これが検索エンジン最適化に繋がるんですね。
記事のアクセスを増やすには、内容はもちろんですが、検索エンジン最適化がきちんとされているか、も大切なポイントです。
さいごに
過去記事のリライトのコツについて書いてみました。
私は、上記を注意していくつかの記事をリライトしていったのですが、結果、リライトした記事の検索順位があがりました。
ブログで検索上位に入っている記事が多ければ多いほどアクセスは増えます。
そして、アドセンスはもちろん、物販アフィリエイトもある場合は、それらの成約率があがります。
また、リライトするときにひとつ忘れないで欲しいことがあります。
それは、
情報の出し惜しみをしない
ということ。
自分の知っている情報は全て出し切りましょう。
情報を出し惜しみしていいことなんてありません。
情報を出し切ることで、読者の求めるものを満たすことができるのですから。
結局、過去記事のリライトって、
いかに読者の求めているものを満たして検索エンジンにも最適化されているか
ということなんです。
このポイントを忘れなければ、リライトは成功します。