さて、ブログを書こう!とした時に気になるのがアイキャッチではないでしょうか。
ブログには必ずと言っていいほど、このアイキャッチが使われていますが、「ブログにアイキャッチって必要なの?」「記事内にはいらないんじゃない?」など疑問もあると思います。
今回は、そんな悩めるブロガーに送ります。
Contents
アイキャッチってなに?
そもそも、アイキャッチってなに?美味しいの?
って思う方もいるかもしれません。
アイキャッチとは、ブログ一覧や、記事冒頭、記事中に使われている画像のことをいいます。
「読者の目を惹きつける画像」のことを "アイキャッチ" と呼びます。
ブログ一覧だと、こんな感じですね。
左側に画像が表示されていますよね。
この左側にある画像がアイキャッチです。
そして、記事へアクセスすると、
先ほどの記事一覧の左側に表示されていた画像がトップに表示されています。
こうすることで、直接記事に訪れた人にもアイキャッチを提示しています。
アイキャッチにはこんな効果がある!
アイキャッチには、次の3つの効果があります。
記事の認識性
まず、記事一覧にアイキャッチがあるものとないものを比較してみましょう。
左側がアイキャッチありで、右側がアイキャッチなしの記事一覧です。
アイキャッチがないと、文字だけで、ちょっと読むのが面倒になりませんか?
大きい画面でも文字だけだと人間は読む気をなくしますが、最近はスマホユーザーが多いので小さい画面ではなおさら読みたくなくなりますね。
でも、一枚画像を置くだけで文字を読まなくても視覚に訴えて来ますし、空間が生まれるため、読んで貰いやすくなります。
では、個別記事はどうかというと、私の場合は冒頭にアイキャッチを置いています。
見ていると、記事冒頭に画像を置いている人は多いですが、中には記事冒頭にはアイキャッチを置かない人もいます。
この冒頭のアイキャッチの有無は、どちらがいいとは言えません。
スマホからアクセスした場合、文字が見えなくなる可能性を考えてアイキャッチを置かない、という見方もありますし、
検索から個別記事に流入することが多いので、目を留めさせるためにアイキャッチを置く場合もあります。
これは、運営者が自分の考え方で記事冒頭のアイキャッチの有無を決めています。
ちなみに、私は検索からの直接流入を考えアイキャッチを置いています。
ブログ滞在時間が延びる
また、画像は記事冒頭、または記事一覧だけでなく、記事内にも使用することがあります。
今回の検証などの場合は画像を用いりますが、記事によっては画像を必要としない場合もあります。
そうすると、記事の中は全て文字だけです。
どうでしょうか。ちょっと読むのが疲れませんか?
特に人間は流し読み、飛ばし読みをすると言われています。
つまり、文字だけだと人間は文字を流してしまうんです。
結果、面倒になってブログから離脱します。
けれど、記事内に画像が挟まれていたらどうでしょうか。
目の休めではありませんが、そこでいったん文字から解放されます。
そして、その使用されている画像が記事に関連のある、または記事の内容を表すものであれば、最後まで読んで貰うことができます。
また、記事を最後まで読むと、その下に関連記事を表示させていたらどうでしょうか。
他の記事を読んで貰うことも期待できます。
つまり、ブログの滞在時間が伸びるということです。
ブログの滞在時間はSEOにも影響されます。
A. アクセスはされたけれど、すぐに離脱されたブログ
B. アクセスされ、記事を最後まで読んで貰えたブログ
どちらがSEOに有利だと思いますか?
Bの「アクセスされ、記事を最後まで読んで貰えたブログ」です。
ブログの滞在時間が伸びるということはSEOにも有利なんです。
SNSにおける拡散のしやすさ
次にSNSにおけるアイキャッチです。
アイキャッチを使用した場合、Twitterは下記のようになります。
記事タイトルとアイキャッチが表示されています。
アイキャッチがない場合は...
記事タイトルとURLのみです。
この表示はTwitterだけでなく、Facebookも同様です。
もじ、アイキャッチを使用しなかった場合はどうでしょうか。
ツイートの中に埋もれてしまいますよね。
TwitterやFacebookは一瞬のTLです。
まさに、"TwitterやFacebookにアクセスしたとき" が勝負なんです。
でも、アイキャッチがないとTLの中に埋もれてしまい、SNSからのアクセスは少なくなります。
ですが、ここでアイキャッチを使用することで、数多くのTLの中でも目に留まり、ブログへ誘導することができます。
これはアクセスもそうですが、目に留まることで拡散もされやすくなり、また、拡散された時も同様に目に留まりやすくなります。
SNSという、"いま" の情報の中でアイキャッチはこのような役割を果たしてくれます。
アイキャッチを効果的に使う
「アイキャッチを使うメリットはわかったけれど、どんな画像でもいいの?」
という疑問も出てくるかもしれません。
アイキャッチを効果的に使うには、下記の2点の注意しましょう。
- 内容をイメージできる画像を使う
- 画像だけではポイントをつけない場合、文字を載せる
内容をイメージできる画像を使う
一番大事なのは、"記事内容と画像のイメージはあっているか" ということです。
例えば、記事の内容が「ブログの運営方法ーリライト方法ー」という内容だとします。
もし、その記事にこんな画像を使ったらどうでしょうか。
内容はパソコンのはずなのに、薔薇の画像。
確かに薔薇は綺麗ですし、目は引きます。ですが、記事内容とイメージが乖離していますよね。
では、この画像ならどうでしょうか。
パソコンを使用しているので、ブログかな?と連想しやすいですよね。
画像は、必ず記事内容をイメージできる画像を使用しましょう。
どんなに綺麗でも、どんなにインパクトがあっても記事内容と画像のイメージが乖離しているものはやめましょう。
必要に応じて文字を載せる
記事内容にあった画像を使用するだけでは、ピンポイントをつけない場合があります。
例えば、先ほどの "ブログ運営方法" という記事内容で下記の画像だとどうでしょうか。
パソコン関連の記事であることはすぐにわかりますが、"ブログ運営方法ーリライト方法ー" とまではわからないですよね。
そういう時に画像に文字を載せるのです。
これならどうでしょうか。
「ブログ運営における、リライト方法の記事なんだな」とすぐにわかりますよね。
このように、画像一つで記事内容をイメージできるようにする必要があります。
では、画像ですぐに記事内容が想像できる場合は文字はどうしたらいいのか...
「アイキャッチには必ず文字を載せる!」という人もいますが、私はそういう時は文字を載せません。
例えば、お悩みお助け情報だったとします。
そういう時は、困ってるイメージがわかればいいですよね。
この画像ならどうでしょう。
一発で、悩んでいる、困っているというのがわかりますよね。
クエスチョンマークが描かれているので、言葉は不要ですよね。
そういった時はシンプルに画像のみを使用します。
大切なのは、「その画像で記事内容をイメージできるのか。記事内容にあっているか」ということです。
そこさえ外れていなければ、加工の仕方などは人によりいろいろです。
記事途中にも適度に画像を使用する
アイキャッチの効果は説明しました。
そこでアイキャッチを用意し、記事冒頭に画像を挿入しました。
でも、記事が長くなることってありますよね。
ちなみに、この記事でも、この時点ですでに3000文字を超えています。
3000文字を休めずに読め!というのはキツいですよね。
間違いなく、離脱します。よくて斜め読みでしょうか。
そういう時に、適度なところに画像を挿入します。
ただ、この記事のように説明的に画像を導入している場合は必要ありませんが、そうでない記事もありますよね。
このブログで言えば『アフィリエイトで稼げる人と稼げない人の特徴』などがそうです。
関連記事 :アフィリエイトで稼げる人と稼げない人の特徴
この記事はHow Toではないし、レビュー記事等でもないのでまさに文字だけになってしまう内容です。
でも、文字だけでずーっと書き続けたら読み辛いし、読むのがイヤになってしまいます。
そこで、見出しの下に画像を入れることにしました。
ここでよく疑問として出てくるのが、
「各見出しごとに画像を入れる必要があるのか?」
という疑問です。
キュレーションサイトなどで、各見出しごとに画像を入れているところがあります。
ただ、見出しの数が少ない場合はそれでもいいと思いますが、見出しの数がそれなりにあり、見出しと見出しの感覚が短い、というような場合は各見出しにつけるよりも、ある程度間隔をあけて入れる方がいいと思います。
確かに画像がないと、読むのは辛いです。
ですが、逆にやたら画像ばかり使用されていても読み辛いのです。
なので、そこは自分で「この辺で少し休んで貰おう」というようなところで画像を挿入するのがいいと思います。
画像は確かに重要なのですが、画像を使用する理由は、あくまでも "読みやすさ" です。
単に「画像を使え!」というわけではないのです。
画像の使い方も "読みやすさ" を念頭に使う必要があります。
また、画像の使いすぎはブログが重くなるので注意が必要です。
さいごに
アイキャッチって、用意するのは意外と時間かかるんですよね。
ただの色つきの画面に文字だけを載せるのは楽なのですが、たいていは元となる画像を加工しています。
そうすると、著作権侵害にならないものでイメージにあう画像を探します。
それから画像を明るくしたり、暗くしたり、文字を載せたり等の加工をします。
加工は慣れればそれほど時間はかかりませんが、画像を探すのに時間がかかります。
ここで気をつけて欲しいのが、「アイキャッチだけに時間を取られないこと」です。
もちろん、ブログにおけるアイキャッチというのはとても重要なものです。
でも、ブログにおけるメインはアイキャッチではなく、"記事" です。
アイキャッチに時間がかかりすぎて記事がおろそかになってしまっては意味がありません。
アイキャッチはあくまでも、"記事を目立たせてくれる飾り" であることをお忘れなく。